職務経歴書の書き方 | ユメディコム

職務経歴書の書き方

病院やクリニック、介護施設で職務経歴書を必須で提出するところは、民間企業と比べてそこまで一般的ではないかもしれませんが、自分をアピールし、自分の希望をしっかりつたえ、入職後のミスマッチを起こさないためにも、履歴書と一緒に提出して、より良い転職につなげていきましょう!

職務経歴書を書く際のポイント・注意点

書式は基本的に自由。A4用紙に横書きが一般的。

枚数は1~2枚程度。

手書きでも、Wordを活用しても、どちらでもOK。

自信があれば手書きも可。手書きの場合は、黒のボールペン等で丁寧に!便せん等の使用は避けましょう。ただし、署名は必ず自筆で書きましょう。

ファイルされることを考え、左に余白を取りましょう。

最終行の右側に、「以上」と記入するのを忘れずに!

提出前に、コピーを取っておきましょう。

採用担当者はあなたの職務経歴書をみながら話すこともあります。自分の書いた内容をしっかり把握しておきましょう。

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職務経歴書サンプル・見本

A ポイント【1】

  • 配属先の科の業務内容など、具体的な担当業務を書き込みます。

B ポイント【2】

  • 勤務中に取得した資格や、研修・研究発表などの実績や内容をここに書くのもよいでしょう。
  • 症例やオペ数など、要約して書くのもいいと思いますが、患者様の個人情報や、勤務していた先の情報を持ち出してしまうのはNGです。さじ加減が難しいですが、気をつけましょう。
  • あなたが勤務中に『がんばったな!』『やりがいを感じたな!』と思ったエピソードを書くのも手ですね。

C ポイント【3】

  • 応募先の専門に関係なく、もっている資格は全て資格取得順に記入しましょう。

D ポイント【4】

  • 転職先に対する熱意は①や②では簡潔にまとめ、自己PR欄で伝えます。

★自分のポイントを抽出する

まずは自分のアピールポイントを下記の3項目に分けて考えてみましょう。その中から、自分が掘り下げやすい項目をチョイスします。

1.あなたの経験・実績
今までの【成功体験】【やりがいを感じたこと】を思い出してください。
あなたがどういう風に行動したから、良い結果がでたのでしょうか?
それを振り返ることで、採用担当者へ具体的に説明することが出来ます。
あなたが『こういう能力があるから、こういうことが出来たんだな』と思われるように伝えましょう。

2.あなたのスキル・資格
○○に携わった結果、もっと深く勉強していきたいと思い○○の認定看護師の資格を取得した、など今までのキャリアから得たものはたくさんあると思います。
具体的なスキルや資格から掘り下げていくのもアリです。

3.あなたのやる気・人間性
前職とは違う専門の病院などを希望することもあるでしょう。
新たに学ぶために転職を考えるケースは多いです。新たなチャレンジには多くのパワーを必要としますがその中であなたのチャレンジ精神をPRします。
ただ『やる気があります』ではなかなか伝わらないもの。
『○○を学びたい』『○○のために○○したい』といった志望する勤務先に合った項目を交えながら具体的に書いていきましょう。

★抽出したものの中から抜粋する

1~3の項目から単独/複数を抽出し、読む人に伝わりやすい内容を心がけます。自分が話しているように、区切り無く長々と書くのはNG!【私】などの一人称も不要です。時系列で書くと流れがわかりやすいです。

(例)自己PR
看護学校卒業後、○○病院で急性期医療に携わり、急性期における看護経験を積んでまいりました。また、経験を積んでいく中で、新人教育・学生指導などを行い、後進の指導へも尽力いたしました。○○の研究活動にも参加し、○○について研究発表を行い、指導的立場から助言なども行いました。
平成○年より、老年看護に携わりたい思いから、認知症の専門病院にて勤務してまいりました。ここでは、認知症の患者様への理解を深めるために、認定資格を取得しました。また、さらに深く高齢者の理解をするために、高齢者施設に移り、地域とのつながりを学び、利用者だけではなく、家族との関係を深め、相談業務に携わってきました。
今後は、○○の分野で今までの経験を活かしさらに看護師としてのスキルアップを目指し、貴社の業務にて活躍していきたいと考えております。

最後のまとめは、【希望勤務先で自分が働くことが、その勤務先でどれだけメリットがあるか】というところをしっかりと書くと、まとめやすいと思います。

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